【遊戯王】COREの新カードについて
COREの全収録カードが判明したのでいくつか気になるカードについてまとめてみたいと思います。先に言っとくと個人的に惹かれるカードあまりないです…
全体を通して
９期の衝撃的パックの数々と比較するとだいぶ落ちつている印象ですね。もちろん強力なカードも多いですが環境を一変させるようなカードは見当たりません。それよりも、今の環境デッキに刺さりそうなメタカードがいくつか入っているのが気になります。露骨なメタカードを出されるのはあまり好きではないんですがどのデッキにも弱点を持たせようというコナミの戦略でしょうか。
注目カード
個人的注目カードをいくつか。
- 《ＲＲ－ファジー・レイニアス》
RRは既存カード・新カードともに非常に優秀で環境デッキと戦える実力は十分あると思います。特にSS効果とサーチ効果を両方もっているファジーは強力でまさに現代遊戯王というカード。いろんなテーマに謝ったほうがいい。
- 《Ｅｍトリック・クラウン》
今パックの最注目カードでしょう。どこから墓地に落ちても1000ダメージと引き換えに蘇生する不死身のレベル４モンスターです。タイミングも逃しません。特筆すべきは《H・C サウザンド・ブレード》とのシナジーで、クラウンの蘇生効果に合わせて自身をSSできます。クラウンを素材にランク４を作って効果を使うとレベル４モンスターが２体出現するという不思議現象が起きるわけです。
ちなみにこのギミック（通称クラウンブレード）はリビデなどの蘇生カードと相性がいいです。クラウンの効果にはターン１制限があるので１ターンに２回破壊されるとコンボが途切れてしまいますが蘇生カードを使うことで手軽に再開できます。クラウンブレードのギミックを取り入れたデッキを組むときは蘇生カードの採用をお勧めします。
- 《神風のバリア－エア・フォース－》
バウンス版ミラーフォース。最近の遊戯王は下手に破壊しないほうがいいことも多く役立つ場面はすくなくないでしょう。（まぁ今の環境だけみるならミラフォで十分と思いますが）相手にモンスターを送りつけて回収するのも面白いかもですね。
- 《チキンレース》
ノーレアのネタカードと思いきや侮れない性能です。実質的な成金ゴブリンで、テラフォと合わせてデッキを６枚圧縮できる計算になります。また場カードを利用するデッキではテラフォの選択肢を増やせるうえテラフォと場カードがダブる事故を解消できます。エンシェントフェアリードラゴンとかなり相性が良いのでまた悪用されそうな予感が…
- 《応戦するＧ》
ノイド殺すって書いてあります。ノイドを強化したパックと同じパックにここまで露骨なメタが入っているとは驚きです。ノイドの性質上まず回避できないので推理ゲート打つときは必死に祈りましょう。
ネクロスやHEROにも打てますがどれほど刺さるかよくわかりません。ノイドが流行らなければ結局使われない気がします。
- 《捕違い》
速攻魔法版手違い。手違いと違って割られる心配がなく、また今まで手違いが積めなかったネクロスなどのデッキにもいれることができます。ただ効果は自分ターンのエンドフェイズまで続くので単純に打ち得というわけでもないようです。（逆に言えばシャドーミストなどを長時間拘束できるわけですが）
- 《竜剣士ラスターＰ》
新テーマの【竜剣士】ですが今の所２枚だけなのでこれからに期待したいです。P効果がなかなか優秀でPデッキならいい潤滑油になりそうです。イラストもｶｯｺｲｲ。
- 《魔装戦士 ドラゴノックス》
まさかの【魔装戦士】強化。テーマと関係なくP効果も通常効果も優秀です。魔法使いをセットできるということでシャドールと組み合わせられそうです。単純に防御カードとしても使えますしスケールも使い易いので腐りません。デッキを考えたくなるいいカードですね。
【ジェムナイト】専用の未来融合。アドを失わずに墓地を肥やせます。召喚するジェムナイトとしては緩い素材しばりと召喚権を追加するジェムナイト・セラフィが特に優秀です。素材としてトリッククラウンを落とせるので、このカード１枚で２体のモンスターをSSしつつ召喚権を追加できます。新たな出張カードとして様々なデッキと組み合わせられそうです。
