【日記】劇場版ラブライブ!
たまには遊戯王以外のこと書きます。「劇場版ラブライブ!」を観てきたのでその感想でも。部分的にネタバレ含んでいますのでお気を付け下さい。
私自身はアニメを見た程度のにわかなのですが友達に誘われて公開初日から「劇場版ラブライブ!」を観てきました。意識高い。
ラブライブ!と言えばライトオタ層を取り込んでアイドルアニメ・ゲームという戦乱のジャンルを生き延びてきた点がおもしろいですね。やはりソシャゲーによる成功が大きいと思います。個人的にアイドルものと言えば「The IDOLM@STER」派ですが「ラブライブ!」はあまりオタクカルチャーに興味ない人でもはまってるイメージ。
ちなみに奇行に走るラブライバーが見れるかと思ったんですがいませんでした。残念
雑な感想
ツッコミどころはかなりあるんですが総じて思ったより面白くてびっくりです。
「3年生組が卒業する前にライブしよう→問題発生→乗り越えてハーピーエンド!」ていう程度の話かなと思っていましたが(実際おおまかなストーリーはその通りです)個人的に気に入った部分があって楽しめました。
ストーリー自体は上述の通り毒にも薬にもならないかんじだったので省略して、それ以外に良かったところの感想を。(ネタバレ注意)
- ミュージカル風な舞台転換
アニメでも時々出てきましたが舞台転換でミュージカル風の演出をするのがかわいらしくて良かったです。具体的に劇中で言うと出先からホテルに戻る時に星空凛が道に飛び出す部分とかですね。
やっぱりアイドルものなので歌は必須なんですが挿入歌という形で消費するよりミュージカル風にしてキャラクターにダンスもさせた方が魅力的でいいなぁと。
よかったって言うと微妙なんですが
- 謎の女性シンガー
高坂穂乃果の前に現れた謎の新キャラ。ていうか本当に誰。結局最後まで明かされませんでしたが穂乃果のことを精神的な意味でよく知っているようです。
で、結局誰なんだろうって考えたんですがひょっとしたら「μ's」そのものかなと思いました。キャラデザが9人の特徴を全て合わせたようなデザインだったこととμ'sの未来について知ってるような言動があったので。
この女性シンガーが登場したときはけっこう「おおっ」っと思ったんですよね。μ'sを作った張本人である穂乃果がμ'sという団体の象徴と会話する展開って熱いなと。女性シンガーとの対話を通して穂乃果がμ'sについて思ってることを表現する、みたいなの面白そうだなって思ったんです。
ただストーリーが「μ's解散するつもりが大人の事情でしづらいな」みたいな展開で穂乃果の悩みがあまり深刻に感じなかったうえに、女性シンガーも結局穂乃果の背中を少し押した程度で終わっちゃったので消化不良ではあります。いい演出ができそうだったのになんでやねーんと心でつっこみました。
まぁこっちが無駄な深読みしちゃっただけかもしれませんし、そもそもストーリーを真面目に追ってなかったせいで穂乃果の心理をちゃんと理解できてないという可能性もあります。
キャラは可愛い、ライブシーンは魅力的、演出的には物足りなかったけど楽しめた、ってかんじで休日のイベントとしては満足でした。