七竈と一人の可愛そうな大人

気まぐれで更新します。昔は遊戯王やってたけど最近は雑記がメイン

【日記】劇場版遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS 感想

待望の遊戯王長編映画!しかも原作の続編!ってことでかなり楽しみにしてた映画を見てきました。ネタバレなしの感想とネタバレありの感想を書きたいと思います。先に言っとくと映画かなり満足でした。

ネタバレなし感想

とりあえずまずは自分で見ていただきたいんですがネタバレなしの範囲で感想書きます。

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  • 作画めっちゃいい

予算いっぱいなんで当たり前ですがモンスターの作画めちゃくちゃよかったです。特に社長のブルーアイズを始めとするドラゴンたちがめっちゃかっこいい。召喚シーンがいっぱいありますがどれも鳥肌ものです。特にディープアイズが神。

キャラの作画だと杏子がすごく可愛かったです(たぶんみんな言ってるよねこれ)。ヒロインやんけ!私服も可愛いんだこれが。

 

  • 原作の伏線回収

原作で描写されなかった設定や伏線が回収されててよかったです。とくにあの白髪の彼の話とか面白かった。そういえばハゲを見たことある発言してたもんね。あと、遊戯王世界の新しい設定?みたいなのが明らかになりました。考察が渋るな。

 

  • デュエルのテンポがいい

ちょっとこれは評価が分かれるところだと思うんですが、かなりデュエルのテンポが早くカードの説明は必要最小限にしかされません。カードの効果を理解してないと置いてきぼりになって展開についていけないって話も聞きましたが、個人的にはお互いが一進一退の攻防をしてるのが伝わってきて興奮したのでちょうどいいと思いました。せっかくモンスターがぬるぬる動いてるんだから変に間を置いてテンポがわるくなるよりいいと思います。

確かにネタバレを嫌って新カードを調べないと逆に映画がわかりにくくなるってのは問題かもしれません。素直に予習していくかフィールで感じるのがいいんじゃないですかね。(無責任発言)

 

遊戯王のアニメやゲームを好きな人なら見て得しかない映画だと思います。けっこう超展開が入るんですがまぁいつもの遊戯王ってことで(超展開といってもちゃんと設定が説明されるので不自然には感じないです)。カードの効果知らないって人はあまりデュエルについていこうとせずにふわっと見ればいいと思います。モンスターをやっつけたら有利、やられたら不利、両方にいれば互角くらいの認識でいいでしょう。

 

 

 

〜以下ネタバレ〜

 

 

 

ネタバレあり感想

整理するのがめんどくさいので思ったこと全部書きます。読まなくていい。

まず表遊戯。原作大好き人間なのでリメイクとはいえ懐かしいモンスターがたくさん出てきたのはかなり感動しました。ガンドラXの全体攻撃とか超かっこよかった。あとサイレントソードマンがちらっとだけでも出てきたのよかったです。サイレントソードマン大好き。

表遊戯のカードはどれも好きなんですがそのデッキにアテムのマジシャンモンスターを混ぜてて、しかもちゃんと使いこなしてるってのが感動です。マジシャンガールはどれも可愛かった。

ガイアロードがぬるぬる動いててしかも大活躍だったのが意外ですね。カードのイラストは微妙だと思ってたんですがお前そんなかっこよかったんか〜てかんじ。

ディーヴァ戦で無限コンボしてたのには思わずニヤリとしましたね。でもこれ全然映画で説明されてなかったんですけど、次元領域デュエルってモンスターが破壊されないとダメージ入らないんですかね?普通のデュエルだと先に遊戯のライフが尽きる気がする…

表遊戯が「これは僕のデュエルだ」っていった時は成長したんだなぁって思いました。自分で未来に進むと決め、その未来を守るためにたたかう遊戯。やはり遊戯王という漫画は闇遊戯の無敗伝説であると同時に表遊戯の成長の物語なんだなぁというのを感じました。

 

次海馬。社長が常にテンション高くてたのしかったです。デュエルシーンむっちゃ多いしむっちゃかっこいいしでいいキャラだなって改めて思いました。ポンポン切り札出していくのは見てて気持ちいい。個人的にいちばん興奮したのは神を呼んだ時です。融合でもするのかなって思ったところに神降臨→「モンスターではない、神だ!」って流れでうおおおおおってかんじ。

基本的に意識もプライドもクソ高いから別次元にひきこめないのも納得。君まだ高校生だよね?軌道エレベーターつくったり世界規模のニューロンネットワーク作ったりと凄まじいことしてるのにそれもこれもアテムにもう一度会ってデュエルがしたいという思いから…。愛重すぎ。

ほんとうにブルーアイズモンスターがかっこいいんですよね〜。カオスMAXとか名前ダサすぎだろって思ってましたけど映画見たあとだと「カオスMAX最高〜!混沌のマキシマムバースト!うおおおお〜!!!」ってかんじです。ディープアイズは美しいし真究極もオルタナティヴもああ^〜最高なんじゃ〜。ブルーアイズ見てたら元とれるからみんな見に行こう。

個人的にちょっと残念だったのがキサラ関係の話が出てこなかったことですね。石板に海馬の姿が書かれてた設定が回収されてなかったですしジャンプの読み切りでキサラの影がでてきてたんでそのへんの話がでてくるのかなぁと思ってたんですが。ディープアイズはブルーアイズとキサラが融合した姿らしいんでそのへんの話して欲しかった…!まぁ社長はアテム一筋だからしかたないか。

 

千年アイテムと次元領域について。ここにきて明かされた設定ですけど、遊戯王世界ではいくつも次元(平行世界みたいなもの?)があってチャンネルの合う人たち同士が世界を共有することでいまの世界を生きてる?らしいです。ディーヴァたちプラナはそのチャンネルを自由に切り替えて違う世界に行ったり他人を送りこんだりできるらしい。(詳しい説明おぼえてないけどまぁいつもの遊戯王ってかんじ)

封印された王の魂は周波数が違うからだれにも見つけられなかったけど、表遊戯がパズルを完成させたことでアンテナみたいな存在になり現世に現れたんじゃないかと考えました。そして7つの千年アイテムはそのパワーで冥界とかの高次元領域への扉をあけるんじゃないかな〜と。千年アイテムを揃えて王の魂を冥界におくり届けたからもうパズルには入ってないよってかんじですかね。王の魂が再び蘇るとなんでプラナたちは次元に縛られるのかはよくわからん。

最後にアテムが現れてマハード召喚した時はご都合展開やなと思いながらも面白かったです。しかも、表遊戯はちゃんと最後まで戦おうとしてたんですよね。どうしても力尽きてしまった時にアテムが助けてくれたってことです。いや〜熱い。パズルに魂は残ってないけど復活しないとは言ってない。社長もなんとなくわかってたのかな?

 

 

 

 

 

 

もっといろいろ思ったんですけどけっこう忘れちゃいますね…。とにかく、遊戯王ファンにむけて全力でつくってくれたってことを感じてとても満足しました。デュエルの分かりにくさとか気になる部分もあってなかなか一般人には進めにくいですがこの際原作と抱き合わせで洗脳するのはいかがでしょ。

ご意見ご感想お待ちしてます。